『小掃除・小片づけを毎日の目標に』

河合妙子の片づけるとどんどん起こる♪幸せストーリー⑬

 

『小掃除・小片づけを毎日の目標に』

 

13年ほど前、まだ私が家事を嫌々やっていたころは

年末の休みになると一気にまとめて片づけをするのが

年末恒例の一大イベントでした。

‶元捨てられない女″だった私は一年間、

いえ何年も溜め込んでいたものをごっそり出して、

やっぱり捨てられなくてまたしまい込んだり・・・。

なかなか大掃除まで手が回りませんでした。

食事や寝る時間も惜しんで頑張ったにもかかわらず、

中途半端で終わってしまい、気持ち的にも未消化のまま

新年を迎えることもありました。

 

「私は毎年計画的に片づけも掃除も済ませています。」

という読者の方も多いでしょう。

しかし「わかってはいるけど毎日忙しくって・・・、

年末一気にやるので毎年本当に大変です。」

と、昔の私のような方や

もしかしたら「片づけや掃除なんてしなくても死にはしない」

と、最初からあきらめている方もいるかもしれません。

 

さて、一年前にお家のお片づけレッスンを依頼されたMさん。

小学生と中学生の二人の娘さんを持つかわいらしいママさんです。

Mさんは専業主婦ですので、働いている方よりは

忙しくて片づける時間が全くない、というわけではありません。

 

Mさんのお話をじっくり伺うと、

「家の中はモノが溢れかえっていて、片づけなくてはいけないことはわかっているんですが、

そう考えるだけで疲れがどっと出てしまい、

何もする気力がわかないんです。」

「気がつくと夕方になっちゃってます。」

 

しかし全く片づけないというわけではありません。

「夕食が終わって後片づけを始めると、途中でやめられなくなり、

結局夜中まで頑張ってしまうことがよくあります。」

と、自信を持っておっしゃってました。

 

Mさんのように、片づけを始めたら止まらなくなり、

何時間も頑張り続けてしまうという方は意外と多くいます。

「最後までやらないと気が済まない」

「やりだすと時間を忘れて片づけちゃう」

「週に一回片づけ日を決めてその日は一日中頑張る」

と、特に完璧主義だとかまじめな方ほど

長時間の片づけをしてしまいがち。

 

まとめて一気にやるということは

集中できるという良い面もあります。

しかし、何時間もやり続けるということは大変なだけに

片づけがますます嫌いになる、というデメリットがあります。

更に、何事も身に付けるには毎日やることで習慣化しますが、

どうしようもなくなって一気にやっていると、

片づけは、いつまでたっても身に付きません。

 

Mさんも「やる気が出て片づけを始めると

いつも気がつくと夜中になってる!」とおっしゃってます。

しかし、寝るべき時間に寝ないでやるということは、

翌日はグッタリ、悪循環になってしまいますよね。

 

やる気は毎日いつも出るとは限りません。

 

やる気が出るまで待つということ、

時間も忘れて一気にやるということ、

まずこの2つをやめましょう。

そしてやる気が出ないときほど、とりあえず動きましょう。

 

片づけがひと段落したらお菓子を食べようなどご褒美を想像したり、

好きな音楽を聴きながら片づけを行なうと

「ドーパミン」という神経伝達物質によって

やる気がもたらされます。

行動しないでじっとしたままでは

「ドーパミン」は分泌されません。

 

人は生まれてからずっと、モノ無くして生きてはいけません。

ですので片づけも、快適に過ごすためには

死ぬまで(動けなくなるまで)やらなくてはならないのです。

どうせやらなくてはならないのなら

歯を磨くように自然に体が動き、身に付いたら

どんなに人生が楽に、楽しくなるでしょう!

 

長い人生、片づけ嫌いな人よりも何十倍何百倍も

楽しく生きることができると思います。

片づけを身に付けるために

『一気にまとめて』という考えとは

今日限りでサヨナラしましょう♪

 

 

20171216「スポーツとよはし」掲載『暮らしのセラピー』より

 

 

 

 

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