片づけができない人の思考パターン

片づけができない人の思考パターン

さて、「片づけができない人」の行動パターンが“無意識”なら、思考パターンも“無意識”?...と思うかもしれません。
実は「片づけができない人」の思考は様々な“意識”が働いています。

一人ではどうしても片づけられない人のお宅に片づけレッスンに伺うと、当然ながら家の中は、無意識に放置されたモノがあちこちに積まれたり、散乱しています。
私達『お片づけセラピスト』が行う片づけレッスンは、そのような溢れかえったモノ達を一気に処分することはなく、一つ一つのモノ(過去)に向き合っていただき、「今本当にあなたに必要かどうか」「今本当に気に入っているモノかどうか」「今本当に使っているのかどうか]などをクライエントさん(お客様)に判断してもらい、決断していただくのです。決してクライエントさんの気持ちを無視して捨てさせることはしません。じっくりと根気よくクライエントさんのお話を聴き、共感し、自分自身で決断できるよう促すのがお片づけセラピストの役割です。

そこで「片づけができない人」は無意識に放置してあったモノ、「アレ?こんなところにあったんだ~!」とそれまですっかり忘れていたモノについてさえ、その『モノのストーリー』を話し出します。そのモノとの出会い、どんなことに使ってどんなに便利か、自分にとってとても大切なんだ、だから捨てられないのだと、手放せない理由を訴え続けるのです。
繰り返しますが、見つけるまではそのモノの存在さえ忘れていたにも拘わらず・・・です。(苦笑)

また、誰が見ても「もう処分してもいいのでは・・・」と思うようなゴミ同然のモノでさえ「何かに使えないかな」「もったいないわ~」「捨てたらモノを粗末にしているみたいでバチが当たるし心が痛む」「きっと後悔する」「人にもらったモノだから」「すごく高かったの~」と更に手放さなくてもいい理由をいくつも考え並べます。
このように、「片づけができない人」は一つ一つのモノにとても“執着”しています。まるでそのモノが無かったら、自分はもう生きていけない位の勢いです。

その反面、片づける=元に戻すという『行動』に対しては、「後でやるから」「面倒くさい」「とりあえず」「まあいいか」という曖昧な気持ちを持っています。
この『行動』と『思考』の矛盾が「片づけができない人」をますます“できない人”にしてしまう負のスパイラルに陥らせてしまうのです。

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