「女を捨ててはいけません」

 河合妙子の片づけるとどんどん起こる幸せストーリー①

「女を捨ててはいけません」

 

唐突ですが・・・皆さんは下着を何枚、もしくは何セット持っていらっしゃいますか?

下着が何枚あるかなんて考えたことも数えたこともないわ~と言われる方は決して少なくありません。

お洒落は見えない所から・・・と言いますし、私も昔は、下着をたくさん持っている女性に憧れがあり、若い頃は数多く持つことが女性のステータスのように感じていたことも・・(苦笑)

 

お片づけの依頼があったのは、2LDKのマンションに住み、2人の幼いお子様を持つ奥さまTさん。

Tさんは羨ましいことに、自分専用のクローゼットをお持ちでしたが、そのクローゼット以外の場所にも衣服を収納していました。

Tさんの理想とする目標であり、ゴールは、「専用クローゼットに自分の衣服やバッグ等を全て収納し、毎日のお洒落を楽しむこと」でした。

 

まず一度、Tさんの全ての衣服を収納スペースから出し、そのゴールに向かって、一枚一枚向き合っていただきました。

その中に紛れ込んでいたのが大量のマタニティ下着。

しかしTさんはもう、3人目の出産は考えていないときっぱり言われました。

「ではこの下着さん達とはサヨナラできますね♪」

嬉々として言葉をかける私に

「あ・・・捨てないで取っておきます。」と。

理由は、この先もし今以上に太った時のために・・・でした。

ここですぐに「そうですか、では取っておきましょう。」と言えないのが“片づけのプロ”である私の仕事です(笑)。

「ご主人はこの下着を身に着けることについて何も言わないですか?」

と、バッサリと切りこみました。

するとTさんは「そんな下着は早く捨てて欲しいって言われています。」

と即答されました。

 

そうなんですよね。

どこのだんな様でも可愛くもなんともないマタニティ用の下着、たとえ太ったとしても、奥さまに身に着けてほしくないというのが本音だと思うのです。

片づけにおいて、「捨てる」ことはとても大切なことです。

しかし「女まで捨ててはいけませんよ~。」

Tさんはその一言で勇気を出し、マタニティ用下着とサヨナラしてくださいました。

ご主人が喜んでくださったのは言うまでもありません♪

 

ちなみに私は着け心地の良い、見た目も好みの下着3セットをローテーション。

デザインが超お気に入りの1セットは、

箱の中に大切に保管してあります(笑)。

 

 

ワンポイントアドバイス

「家庭の主婦に必要なモノ、捨ててはいけないモノ、

それは主婦である前に一人の女性であること。

これは、自分自身を大切にすることと繋がっています。」

 

20160924「スポーツとよはし」掲載『暮らしのセラピー』より

 

 

 

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