『一年後には自分の家をうんと好きになる』

河合妙子の片づけるとどんどん起こる♪幸せストーリー⑫

 

『一年後には自分の家をうんと好きになる』

 

皆さんのお家は築何年になりますか?

まだ新しいお家ですか?

収納スペースはたくさん確保してありますか?

家事動線はバッチリですか?

 

毎日朝から晩までお世話になっている自分の家が

大好き!って自信を持って言えますか?

 

まだ片づけの勉強を始める前の10年以上前、

私は自分の住んでいる家が、実はあまり好きではありませんでした。

22年ほど前に古いアパートを改装し

1階が工務店、2階が義父母と同居の自宅という間取りはほぼ義父任せ。

収納もよく考えず、クロスの柄も

当時の夫好みのモダンな感じだったからです。

 

しかし、片づけや掃除を嫌々ではなく

自ら「やりたい」という気持ちを持って行うようになった今、

不思議と自分の家が大好きになりました。

 

一年ほど前、お片づけレッスンを依頼されたEさんも

当時は「私、自分の家が大嫌いなんです。」と

おっしゃっていました。

 

「まだ建てて数年の、こんなに素敵なお家なのになんで!?」

不思議に思いよくよくお話を伺ってみると

 

「私、夫とはあまりうまくいってなくて・・・。

 この家は間取りも収納も全部夫が決めたんです。

 夫のことを好きになれないから家も好きになれないんです。」

そう打ち明けてくださいました。

 

そんなうつむき加減なEさんに

「大丈夫です! 一年後にはEさんきっと、

 このお家を大好きになってますから♪」

と、私は自信満々に答えました。(笑)

Eさんはもちろんびっくりです。

半分疑っているような表情をされていたのが

今でも懐かしく思い出されます。

 

さて自分の家が大嫌いだったそんなEさんが今、

「自分の家が大好きになりました!

 本当にびっくりしてます。」

と、輝いた笑顔で話してくれるようになったのは

なぜだと思いますか?

 

それは、自分の中のこだわりや我の強さを外していくことを

してもらったからなのです。

片づけを気持ちよく進めていくには

「家族にこうであってほしい」「私を100%受け入れてほしい」

というこだわりを外すことが必須です。

 

Eさんにはまず、掃除するには最も抵抗感があり、

排泄の場所であるトイレを毎日キレイに磨いてもらいました。

それから生きていくうえで必要な食べ物が入っている冷蔵庫の、

扉に貼ってある手紙やメモをすべて外していただき、

ピカピカに磨いてもらいました。

磨くこと、これがポイントです。

磨くことでこだわりや我の強さが外れていき

本当に不思議なのですが

感謝の気持ちが湧いてきます。

 

夫や子ども、親兄弟がしてくれたこと、生きていることに

幸せを感じられるようになるのです。

片づけはそういう思考を持って進めていくことが

実はとても大切です。

 

決して「めんどくさい」とか

「なんで私ばかり」とかネガティブに考え

嫌々やらないことです。

自分自身の手で家の中が整理され、

手をかけて磨けば磨くほどより片づけも楽しくなり、

いつの間にか自分のお家に愛着を感じ、

そして今よりもうんと

自分の家を好きになっている自分に

気がつくはずです。

 

20171125「スポーツとよはし」掲載『暮らしのセラピー』より

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